歴史と観光
歴史と観光 Tourism
室内から海からのサンライズが望め、時には富山の立山連峰も見られる事もあります。
目前は美しいロマンを秘めた海岸があり、弁天様が崇した弁天島が浮かび、海水浴やボート遊び、磯釣りも楽しめます。又、釣り船の用意（持ち船）も可能です。（但し、天候次第）
季節に応じた地物の海産物や山菜など使用し心のこもったおもてなしをいたします。
春は朝日や春の旬のもの、夏は海水浴、船遊び、火祭り、秋は山事祭り…
※釣りは冬以外は可能です。
You can enjoy the sunrise from your room and at times you can even see Toyama’s Tateyama mountain range. You can walk along Noto’s seashore and see beautiful nature, rejoice in swimming or taking a boat ride (we have fishing boats available), you can try out rock fishing and plenty more! Furthermore, you can experience one of Noto’s famous festivals, such as the Fire Festival and the Yamagoto Festival.
恋路海岸（能登半島国定公園）の歴史
恋路物語
約700年の昔、木朗の里の助三郎と多田の里の鍋乃は人目を忍んでこの浜で逢瀬を重ねていた。暗い夜、鍋乃のともす灯は助三郎の唯一の目標であり愛する二人を結ぶ希望の灯でもあった。
鍋のに想いを寄せるもう一人の男、源次は二人の仲をねたみ、灯を崖のはずれに移してだまし、助三郎は深い海から帰らぬ人となった。鍋乃も源次の求愛をしりぞけ、海に身を投げ、助三郎の後を追った。その後、源次は改心し、観音堂に僧として住みつき毎年盆の17日には弁天島に松明をたき、夜が明ける迄、読経し二人の霊を荊い続けたと言われています。
いつの頃からか、この浜は「恋路」と呼ばれるようになり、恋路の灯祭りは今でも続き、縁結びの地となっています。
弁天島
天女と漁師の若者の恋物語の伝説が残る島。二人の名前にちなんだ小浦、羽根という地名が付けられています。弁天島の奥には遠島山公園の岬と離れ島が見えます。
恋路海岸の夫婦波
男波と反対側から打ち寄せる女波が折り重なり、菱型の形となった波を夫婦波と呼ばれます。恋路海岸でよく見られる美しい波模様です。
恋路海岸海水浴場
青く澄んだ海と白砂の美しい浜の海水浴場。毎年7月27日に開催される火祭りでは大松明が夜の海を赤く染めます。
火祭り
恋路物語の悲恋の二人を慰めるかのようにかがり火が夏の夜空を焦がします。大小二本にキリコが威勢よく海の仲を練まわり、仕掛け火も観衆を喜ばせます。
ラブロ恋路
近くにはお風呂の利用に便利なラブロ恋路。大浴場から日本海が望め、露天風呂にはミネラル豊富でリラックス効果もある能登海洋深層水を使っています。
日帰り入浴時間：7:00～9:00、14:00～21:00
料金： 大人：400円 小人：250円 幼児：150円
幸せの鐘 縁結すビーチ
見附島まで3.5キロの「縁結すビーチ」が続き、カップルの姿が多く見られます。二人で鳴らすと幸せになれるという幸せの鐘は、鳴らす回数によって二人の恋の行方が決まるとも。
奥のとトロッコ鉄道「のトロ」
恋路駅から宗玄トンネルまで約300mの小さな鉄道。眼下に広がる恋路海岸を眺めながら、電動補助付きの足こぎ式でこいで進むトロッコです。
見附島
自然が造り出した高さ約28mの無人島。見附海岸から見附島まで約200ｍの踏石が並べられており波が穏やかな日には島に渡ることができます。
珠洲トライアスロン大会
水泳、自転車、ランニングの３種目を連続して行うスポーツ、トライアスロン大会が珠洲市でも毎年８月に行われ、賑わいを見せます。